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魯山人寓居跡いろは草庵

魯山人寓居跡 いろは草庵 魯山人寓居跡 いろは草庵
その寓居を当時そのままに公開しているのが、「いろは草庵」である。
仕事場や書斎、囲炉裏の間が見学できるほか、土蔵を改装した展示室では作品も展示している。
山代温泉の旦那衆は、当時まだ無名であった魯山人の才能を認め見出した。
この山代温泉で魯山人は燕台の煎茶仲間でもある初代・須田菁華から陶芸の手ほどきを受ける。
以来、刻字看板制作の傍ら菁華窯に通い作陶に力を注いだ。
山代は、魯山人の才能を開花させた地ともいえるだろう。
後年この別荘をたびたび訪れた魯山人は、旦那衆と書画、骨董について語り合い、旬の食材を用いた料理を味わい、美食談義に花を咲かせたという。
晩年には、「私ハ先代菁華に教へられた」(昭和30年・金澤美術倶楽部の講演の演題)と述べている。亡くなる4年前のことである。
故郷をもたない魯山人にとって山代の地は、心許せる居心地のよい場所であったにちがいない。

基本情報

名称 魯山人寓居跡 いろは草庵
所在地 石川県加賀市山代温泉18-5
電話番号 0761-77-7111
営業時間 9時00分~17時00分(最終入館時間:16時30分)
定休日 水曜日(ただし、祝日・振替休日の場合は開館します)
12月31日・1月1日
料金 大人:500円
高校生以下:無料
75歳以上:250円
20名以上:420円
障がいのある方:手帳呈示で無料
公式サイト https://iroha.kagashi-ss.com/

交通情報

徒歩 当館から徒歩で約10分(約750m)
当館から徒歩で約4分(駐車場:あり)

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